2024年始のご挨拶
2024年始のご挨拶
2024年抱負
今年も年明けから2週間以上過ぎてのご挨拶となりました
本年もどうぞよろしくお願いいたします
着物に関する事でしたらなんなりとご相談ください
今年の抱負は2023年同様に
・職人さんファースト
・親切丁寧は接客に変わりはありません
弊社はファミリービジネスですので社員教育をする必要がなく
お客さまのことだけを考えていれば良いので、他社などが頭を抱える雇用問題に時間を取られることがありません
ただ商売の規模は決して大きくならず、ファミリーで出来る仕事量は非常に限られています
決してサボってる訳ではなく一生懸命日々商売をしていますが、売り上げの規模も2010年ごろからほぼ横ばいです
新規オープンする呉服屋は無く、閉店する呉服屋は後を絶ちません
「ライバル店が辞めて売り上げあがるんじゃないの?」ってよく言われますが閉店した他店のお客さんがうちに流れてくることも無いです
今の時代だからこそファミリービジネスでもできる新たな「何か」とは!?
日々新たに取り組みを考えているのですが
ここ5年は何一つ取り組めたことがありません、、、
2005年に私がこの仕事を始めて
私が辞めた取り組みとして
・展示会販売
・メーカー問屋からの委託販売
・アポ無しの訪問
・年賀状を除くDM
他店が積極的に行っている取り組みの参考事例
・レンタル
・古着
・おでかけイベント(2018年までは弊店も年に2度開催)
・YouTube
・その他SNS
・着付け
など
20年も呉服屋をやっていますと、「今の時代本当にこれでいいの?」って思う事が多々ありまして
特に展示会販売や、私の思う呉服屋の本質からずれている商材を扱うのは苦手で
辞めたことは多いのですが、上記で新たに取り組んだ事は「着物を着る機会を増やすイベント」ぐらいでしょうか、、、
それも2018年以降は辞めています
お抱えの呉服店がなくなって困ってる方へのアフターはさせていただいてますが
これも紹介となってくると親切丁寧をモットーにしてますが
やはりサービスの仕方が他業種と違うのかなかなか想いが伝わらすうまくいきません、、、
着物の本質などは求めておられないのかもしれません
今日はたまたま異業種の社長さんから呉服業界のことについて質問が来ていたので
呉服業界のことを参考に
・1980年代 1兆8000億円がピーク
・2020年代 2700億円と6分の1に下落(コロナによる減少を除き)
私が勤め出した2005年は呉服業界が超低迷期でしたがメーカーや問屋・小売店が閉店に追い込まれるほどでは無く規模を縮小しながらも活発にみなさん仕事をされてように思いますが、それはバブルを支えた業界の皆さんが定年退職前のウイニングランのような余力で走っている姿だったのかもしれません。。。
それから2015年までの10年間はさらに半減していたそうです、その後現在までの8年間?の業界の規模はわかりません、調べてません、いつの何と比較したら良いかもわかりません
先を見据えて取り組みをされてる会社もありますが、我々のようなファミリービジネスの小売店は
ただただ今を大切にお客さんに向き合うだけしかないように思います
染織わただ 和多田泰久